08: え? 年上なの?
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深層殿お題ですから〜こんなのでどうでしょうか・・・。
単に服着てないから裏ってだけ?
キコは16歳。ついでにムツキは17歳。
誕生日が一ヶ月違いときた日には年なんかわからないって事で・・・。
裸(?)描くのすごく楽しかったです。(変人)
因みに、ムツキさんが服を着てないのは、お風呂に入った後に湖の畔を散歩してて落っこちてしまったんです。
それで、風呂に入りなおせって言うキコを押し切って、濡れたままキコのベットに入ろうとしたから、服を脱がせられたんですっ!(説明長い・・・。)
あ・・・紋章忘れた・・・
「ふわぁぁ・・・。」
ベットから見える窓からは、太陽の光が入り込む。
どうやら天気は良いようだ。
ふと隣を見ると、シーツに包まった謎の物体が・・・。
「あーぁ、こんなに小さくなって寝なくてもいいのに・・・」
「ん・・・ぅん?」
シーツのオバケのようにもぞもぞと動き出したそれは、段々と大きくなってきた。
「そんなとこでもぞもぞやってないで早く起きてくださいよ。もう朝なんですから。」
「んんっ・・!・・もう・・・朝・・・?」
「そうですよ。ほら、お日様がこんなに高く昇ってます!」
そう言って、まだもぞもぞとしてる人物からシーツを剥ぎ取った。
「わっ・・・。何するんだ。眩しいし、寒い!!」
「そんな事言うんなら、服を着てくださいよ・・・!」
「脱がせたのは・・・キコだろ・・・」
「それは・・・まぁ。そうですけど」
事実を言われて怯んだ隙に、剥ぎ取ったシーツを奪い返されてしまった。
「うー・・・。そんなシーツ被るより、服を着てくださいって!」
「はーい。」
ずるずるとシーツを引きずったまま移動する。
「キコも服着たら〜?」
「あなたと違ってもう着てます。それより早くしないと、誰かが起こしにきますよ」
「それはヤダ・・・。」
「服が皺になってなくてよかったですね」
「・・・キコがとばしたのをたたむの大変だったんだからな。それより、ほら上着。」
「良いですって、まだ着なくても」
「そんな格好で人前に出すわけにはいかない。テレーズとかが起こしに来たらどうするんだ。それに・・・」
耳元に近寄ってきてぽそっと小さな声でささやいた。
そんなことより僕としては、早く上を着てくださいな感じだ。
「・・・年上の言う事は聞いとくもんだよ。」
「・・・・・え・・・・」
「・・・ええええ!!???」
「なに、その驚き様は」
てっきり同い年かそのくらいだと思ってた・・・・。